November 18, 2011 蒼い実

小さな　なんということのない花瓶。





結婚して、初めて姑の家に泊まりに行った時、洗面所で見た花瓶。




その花瓶には、すずらんの花が生けてあった。



きっと、初めて泊まる私を意識して、飾ってくれただろう花。




そのすずらんは、舅が育てていた庭先の花。




花瓶の中の　そのすずらんの白い初々しい姿がいまだに頭の中に残っている。





あれから、ずいぶんと時が移ろって、、、。




今、その花瓶は、わたしの手元にある。